町の指定文化財です。
表門の外、左側に建っています。平安時代の法務権僧正定海により建立されました。それぞれの門に下乗札がかかっており、皇族・貴族はここで籠を降りられました。今は半分ほど土に埋まっているため、当時はもう少し高かったと考えられます。
「みろく石」
片手で撫でて、ご本尊みろく仏(弘法大師母公の化身とされている)と縁結びをします。
「石椅子」
弘法大師空海の御母公、玉依御前(たまよりごぜん)がよく腰掛けられた石椅子
「ナギ」
樹齢三百五十年以上を超える九度山町指定文化財(天然記念物)
「五輪石塔二基」
九度山町の指定文化財 表門をくぐったすぐ左側にある。承安元年(1171年)12月、慶幸俊厳の放火によりたくさんの経巻、道具類が焼失。その悲しみのうちに建てられる。
歴史ある「慈尊院正門」
「世界遺産記念碑」
「高野山町石道」
高野山へと続く約21キロの山道の表参道。今も一町毎(109m)に卒塔婆石が残り、歴代天皇や法皇、関白や将軍をはじめ一般の方々が、現在に至るまで続く高野詣りの歴史と信仰が残る。 高野詣りは慈尊院から始まり、慈尊院で終わると古くから伝えられています。
「みくじ石」
これは、重さで占う重軽いしです。一度さげてから願い事をして、もう一度さげる。軽く感じれば大吉。 もし、重く感じれば 小吉。
「弁財天」と「稲荷明神」
弁財天は知恵、学業成就、商売繁盛、諸芸上達、開運厄除け
稲荷明神は財宝の成就(商売繁盛、五穀豊穣)
「ビンズルソンジャ(ビンズリ)」
ビンズリさんはお釈迦様の弟子として実在した人物。痛む箇所を手で撫ぜるとご利益があるといわれています。
「乳房型絵馬」
子宝、安産、育児、授乳、病気平癒を願って、「乳房型絵馬」のご奉納祈願をされる女性が今でも多くいらっしゃいます。
「許梨帝母(カリティ母) - 鬼子母神」
お姿は、天女の形 右手に吉祥果(ざくろ)を持ち、左手に子供を抱いている。ご真言は「オン トドマリ ギャキティ ソワカ」 ご利益は子育て、安産、子供いじめの解消、子供安全です。お釈迦様の時代に、鬼子母神が五百人とも千人とも云われる子を産み、子供を育てるため、他の子供をさらって、その子供を食べていました。食べられた子供の母親たちは嘆き悲しみ、お釈迦様にお願いしたところ、鬼子母神の子供を一人隠されました。初めて母親たちの悲しみを知り、それからよき母となったとされ、秋にはざくろをお供えします。
世界遺産「弥勒堂」
堂内に安置されています国宝・弥勒菩薩像は二十一年に一度のみ開帳されます。
「高野山案内犬のゴン」と弘法大師像
弘法大師の案内犬の再来、生まれ変わり、お大師さんの犬などと呼ばれ親しまれました。